Monday, July 03, 2017 5:42 PM

日本空爆の元米兵を激励 トランプ大統領

 トランプ大統領は2日、1942年4月に米軍B52爆撃機の編隊が東京など日本本土を初めて空爆した「ドゥーリトル空襲」に参加した米兵のうち、最後の生存者として知られるリチャード・コール元中尉(101)を電話で激励した。ホワイトハウスが3日発表した。

 コール氏は隊長機の副操縦士だった。最近けがをしており、トランプ氏は早期の回復を願っていると伝えた。コール氏は9月に102歳の誕生日を迎える。

 ドゥーリトル空襲は、41年12月の日本軍による真珠湾攻撃への報復として計画された。コール氏が乗り空母から飛び立ったB52は安全圏に帰還するのに十分な燃料を搭載しておらず、コール氏は中国本土上空で脱出し、救出された。(共同)