Wednesday, July 05, 2017 11:37 AM

実力者2人が去る波乱 ツール・ド・フランス

 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで4日、アクシデントにより有力選手2人が大会を去る異例の事態が起きた。ロイター通信が報じた。

 207.5キロの第4ステージ終盤。映像によると世界選手権覇者で3日の第3ステージを制したペテル・サガン(スロバキア)が、ゴール直前の競り合いでマーク・カベンディッシュ(英国)を肘で押した。カベンディッシュはコースと観客の間を仕切る防護壁に激突して転倒。肩を負傷して棄権を余儀なくされ、サガンは失格となった。

 カベンディッシュの所属チームはツイッターに手当てを受けた本人の写真を投稿し「残念なことに撤退を強いられた」と短く記した。(共同)