Wednesday, July 05, 2017 11:38 AM
パッキャオ、王座陥落 格下に敗戦、衰え隠せず
世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級王者で38歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)が2日、敵地オーストラリアのブリスベンで、地元の格下ジェフ・ホーンに0-3の判定で敗れる大番狂わせにより、王座から陥落した。「王者が勝っていた」との声も多く、物議を醸した結果だったが、衰えを隠せない本人は「ジャッジの判断を尊重する」と潔かった。
ホーンには2012年ロンドン五輪出場の実績こそあるものの、教師として働いた経験も紹介されるなど世界的には無名に近い存在だった。世界主要4団体で6階級を制したパッキャオには久々のKO勝ちも期待された一戦で、体格に勝る挑戦者に手を焼いた。
左を軸にようやくTKO寸前まで追い込んだ9回以降も仕留められなかった。約5万人の観衆の前で、29歳のホーンに金星を与え「とてもタフな相手だった」と認めた。(共同)
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