Wednesday, July 05, 2017 5:40 PM

「見たことがない」新型 米、北朝鮮ICBMに懸念

 米国防総省のデービス報道部長は5日、北朝鮮が4日に初の発射実験をした大陸間弾道ミサイル(ICBM)について「これまで見たことがない」新型ミサイルだと述べ、北朝鮮の脅威は高まっていると懸念を強調した。

 ICBMは移動式発射台から打ち上げられた2段式だったとし、北朝鮮が過去に発射した弾道ミサイルの中で飛行時間が最も長かったと述べた。「緊張を高め、情勢を不安定化し、危険だ」と非難した。

 民間機が行き交う空域を通って宇宙空間に達し、漁船が利用する日本の排他的経済水域(EEZ)に落ちたと指摘。航空機や船舶の安全確保の観点から無責任な行為だと批判した。(共同)