Thursday, July 06, 2017 11:11 AM

稀勢の里関が名古屋場所出場へ 先場所は負傷で途中休場

 大相撲の東横綱で左上腕などの負傷により先場所を途中休場した稀勢の里関(31)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が、再起を期す名古屋場所(9日初日・愛知県体育館)へ出場することが決まった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が6日、明らかにした。同日朝に出場の意思を最終確認した。

 稀勢の里関は稽古場に姿を見せなかったが、師匠は「本人が絶対出ますと言っている。横綱らしい相撲を取らないといけない。ただ出るだけでは駄目だと本人も分かっている。(状態は)先場所前より全然いい」と話した。

 名古屋入り後の稀勢の里関は6月30日から2日間行われた二所ノ関一門による連合稽古で格下相手に負け越すなど精彩を欠き、その後も稽古を休む日があるなど状態が懸念されていた。(共同)