Thursday, July 06, 2017 11:13 AM
24年五輪、パリとロサンゼルスを高評価 28年と同時決定が現実味
国際オリンピック委員会(IOC)は5日、2024年夏季五輪招致を目指すパリとロサンゼルスの評価報告書を公表し、既存施設を最大限に活用して財政負担を抑える両都市の開催計画をともに高く評価した。候補都市の撤退が相次ぐ中、優れた開催能力を持つ両都市を24年と28年の2大会に振り分けて同時に開催都市を決める異例の措置が、さらに現実味を増した。
開催都市は9月の総会(リマ)でIOC委員の投票で決まる。IOCは6月の臨時理事会で2大会を同時決定する提案を承認し、今月11、12日の臨時総会に諮る。
報告書は5月の現地調査を踏まえたもので、IOC委員の判断材料となる。評価委員会のバウマン委員長は「2都市とも素晴らしい大会を開催できる十二分の能力がある。五輪は安泰だ」と述べ、IOCの中長期改革「五輪アジェンダ2020」に沿った計画を歓迎した。(共同)
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