Thursday, July 06, 2017 11:15 AM

メキシコで銃撃戦14人死亡 麻薬組織同士の抗争か

 メキシコ北部チワワ州の検察当局は5日、同州マデラ市でこの日、対立する麻薬犯罪組織の間で銃撃戦が起き、少なくとも14人が死亡したと発表した。

 銃撃戦は同国最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」とチワワ州に本拠地を置く「フアレス・カルテル」に関係するグループの間で起きた。治安部隊は銃や手りゅう弾などの武器を押収した。

 北西部シナロア州でも6月30日、麻薬犯罪組織と治安部隊が衝突し、麻薬組織側の19人が死亡した。同州を拠点にするシナロア・カルテルの最高幹部ホアキン・グスマン受刑者が逮捕され、今年1月、米国に身柄を引き渡されており、勢力争いが激化している可能性がある。(共同)