Thursday, July 06, 2017 11:16 AM

核兵器禁止条約7日採択 多数が制定支持、議長言明

 ニューヨークの国連本部で開かれている「核兵器禁止条約」制定交渉のホワイト議長(コスタリカ)は5日の全体会合で、会期末の7日に条約案が採択されると言明した。交渉には121の国・地域が参加しているが、大多数が条約制定を支持しており採択は確実だ。

 米国、ロシアなど核保有五大国と、米国の「核の傘」の下にいる日本、韓国などは不参加のままとなる。

 議長は条約案の満場一致での採択を目指している。しかし、北大西洋条約機構(NATO)加盟国として唯一参加しているオランダの代表は会合で、いくつかの条項について「今のままでは支持は難しい」と表明、最終的に投票に持ち込まれる可能性もある。(共同)