Thursday, July 06, 2017 11:17 AM

核・ミサイル阻止へ連携 日NATO首脳、対北朝鮮

 安倍晋三首相は6日午前(日本時間午後)、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長とベルギー・ブリュッセルで会談し、北朝鮮による核・ミサイル開発の阻止に向け連携を強化することで一致した。海洋安全保障分野での協力推進も確認した。

 首相は会談後の共同記者発表で、北朝鮮問題や東・南シナ海情勢を挙げ「国際社会を取り巻く安保環境は一層厳しさを増している」と強調。ストルテンベルグ氏は「北朝鮮は国際の平和への脅威だ。全ての核・ミサイル開発をやめ、既存の兵器は全て廃棄しなければならない」と述べた。

 2014年に就任したストルテンベルグ氏とは初会談。日本とNATOは同年5月、海洋安保など重点的な協力分野をまとめた計画に署名し、連携を進めている。(共同)