Thursday, July 06, 2017 1:07 PM

米住宅金融システム「改革を」 パウエルFRB理事

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル理事は6日、米国の住宅金融システムは「持続不可能な状態だ」と述べ、政府による関与を限定的にするような改革が必要だと主張した。

 金融危機のきっかけとなったサブプライム住宅ローン問題で、政府系住宅金融2社が事実上経営破綻したが、その後も住宅ローン市場はこの2社にほぼ独占されており、根本的な問題は解消していない指摘。独占の強化ではなく、自由競争を促進する方向に導く必要があると述べた。(共同)