Thursday, July 06, 2017 6:18 PM

MS、数千人削減へ 販売中心、従業員に通告

 マイクロソフト(MS)が販売部門を中心に数千人規模の人員削減を検討していることが6日、分かった。複数の米メディアが報じた。米国以外の従業員が大半とみられ、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は削減規模が「3000〜4000人」に上ると伝えている。

 MSは6日声明を出し、一部の従業員に対してリストラ対象であると伝えた、と明らかにした。声明では「定期的に事業を見直している。結果として投資を増やす部門もあるし、配置転換を伴う部門もある」と説明している。

 MSは、パソコン向けにソフトウエアを販売する事業から、ソフトウエアやデータベースをネットワーク経由で利用するクラウド事業への転換を図っており、改革を加速させる。クラウドはアマゾン・コムなどIT各社との競争が激しい。(共同)