Friday, July 07, 2017 11:19 AM
対北朝鮮、圧力強化で一致 日米韓首脳、新決議へ連携
安倍晋三首相は6日夜(日本時間7日未明)、ドイツ北部ハンブルクでトランプ米大統領、韓国の文在寅大統領と日米韓首脳会談を開催した。北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を受け、核・ミサイル開発阻止のため、圧力をさらに強化する方針で一致。国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新決議が採択できるよう、緊密に連携することでも合意した。
ドイツで7、8両日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合で、北朝鮮に対する強いメッセージを発出できるよう協力するほか、中国とロシアに、事態打開に向けて北朝鮮への影響力を行使するよう働き掛けることも申し合わせた。
日米韓首脳会談は昨年3月に米国で開いて以来で、米韓での新政権発足後は初めて。米本土への攻撃能力を誇示するICBMの発射実験を受け、対北朝鮮圧力を強化する姿勢を示し、国際社会による包囲網の形成を主導する狙いがある。大統領選で北朝鮮への融和姿勢を示した文氏も今回、足並みをそろえた形だ。(共同)
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