Friday, July 07, 2017 1:19 PM

本田真凜、五輪用フリー初披露 宇野昌磨らとアイスショー出演

 フィギュアスケートの2016年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(大阪・関大高)や世界選手権男子2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが7日、新横浜スケートセンターで行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演し、平昌冬季五輪シーズンにシニアデビューする本田がフリーで用いる新演目のオペラ「トゥーランドット」を初披露した。

 本田はワインレッドの衣装を身にまとい、ルッツやフリップの3回転ジャンプを流れるように決めると、06年トリノ五輪フリーで同じ曲を使って金メダルを獲得した荒川静香さんをほうふつとさせるイナバウアーも組み込んだ演技で観客を沸かせた。「滑りやすく自分に合ったプログラム。これからもっと良くなっていくのを楽しみにしたい」と笑みを浮かべた。

 宇野は新たなショートプログラムに決めたビバルディの「四季」の「冬」を演じ、大技の4回転フリップを成功し「だいぶ手応えを感じるようになってきた。今季も攻めていきたい」と意欲を語った。四大陸選手権女王の三原舞依(神戸ポートアイランドク)はフリーの新演目であるタンゴの曲を滑り「去年の自分とは違った姿を表現したい」と力を込めた。(共同)