Friday, July 07, 2017 5:46 PM

投石や放火、警察が放水 G20、デモ隊と衝突続く

 20カ国・地域(G20)首脳会合が開催中のドイツ北部ハンブルクでは7日、暴徒化したデモ隊が警官に投石したり路上でごみに放火したりし、警察が放水などで鎮圧を図った。首脳の夕食会会場に向かって川を泳いだ環境団体メンバー約20人が拘束された。

 一部のデモ隊は「ハンブルク全体が警察を憎んでいる」と叫びながら市内を行進。警察によると6日からの衝突で警官196人が負傷。デモ参加者の負傷者の数は明らかにしていないが、主催者側は多数のけが人が出たとしている。

 また、デモ現場付近で強盗事件が発生し、警備に当たっていた警官が警告射撃をする騒ぎもあった。(共同)