Monday, July 10, 2017 11:14 AM
世界的に金利上昇 日本、緩和維持し抑制
米欧を中心に長期の金利が世界的に上昇している。景気が回復傾向にあるためで、米が金融を一段と引き締め、欧州は緩和措置の縮小に動くとの観測が浮上した。半面、物価が継続的に下落するデフレ圧力の解消に手間取る日銀は緩和を続け、金利上昇を抑え込んでいる。金融政策に関する米欧と日本の方向性の違いが一層鮮明になってきた。
「ユーロ圏に力強く、幅広い景気回復がみられる」。このところの金利上昇のきっかけは、6月27日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言だ。国債などの資産を買って資金を供給する量的緩和策の縮小観測が広がり、ドイツの長期金利(10年物国債の利回り)は発言前の6月26日の0.249%から、7月7日には0.569%へ大幅に上昇した。
欧州では英イングランド銀行(中銀)も過去最低水準にある主要政策金利の引き上げの可能性に触れ、日米欧主要国の金利の上昇圧力が高まった。投資家は「(米国に続く欧州の中銀を中心とした)金融政策の転換」(米ダウ・ジョーンズ通信)に身構えている。(共同)
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