Monday, July 10, 2017 11:24 AM
続く爆音、廃虚に異臭 「解放」のモスル旧市街
その若者は、壁にもたれかかって目を開けたまま息絶えていた。顔立ちは中国系に見える。遠いイラクで、何を思って死んだのだろう。「今朝殺した敵兵だ」。イラク軍の軍曹が誇らしげに語った。「全滅はもうすぐだ」
イラク政府が過激派組織「イスラム国」(IS)からの解放を表明した北部モスルで、最後の戦地となった旧市街の一角に10日入った。数百メートル先で銃声が鳴り続け、空爆のごう音に思わず首がすくむ。戦闘は今も続いている。徹底的に破壊し尽くされた街区にはIS戦闘員の遺体が数多く放置され、強い異臭がする。
戦闘で負傷した血まみれのイラク兵を乗せ、装甲車両が猛スピードで通り過ぎた。廃虚を分け入って進むと、ムハンマド・アリ軍曹は一つの建物を指し「ここには『人間の盾』として100人以上が押し込められていた。2日前に全員無事に解放した」と説明した。(共同)
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