Tuesday, July 11, 2017 1:34 PM

国交回復に協力で一致 米国務長官とカタール外相

 ティラーソン米国務長官は11日、「テロ組織の支援」を理由にサウジアラビアなどが断交したカタールのムハンマド外相と同国の首都ドーハで会談し、国交回復に向け協力することで一致した。またムハンマド氏とテロとの共闘を誓う覚書を交わした。

 一方、サウジと共にカタールと断交したエジプト外務省は11日、サウジやエジプトなど4カ国の外相が12日にティラーソン氏とサウジ西部ジッダで会談すると明らかにした。

 断交問題を巡っては、4カ国はカタールに対し、国交回復の条件として13項目を提示したが、カタールは拒否。問題の深刻化を懸念したジョンソン英外相らもサウジなど関係国を訪問した。(共同)