Wednesday, July 12, 2017 1:29 PM

3年ぶり、最後の挑戦 全米女子OPに臨む宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープンは13日(日本時間同日夜)に開幕、今季限りで現役を退く宮里藍が3年ぶりに挑む。今年で72回目を迎える、女子メジャーで最も歴史ある大会に向け「現状では優勝争いは難しいかもしれないが、ショットの調子はいいのでチャンスはある」と意欲を燃やす。

 11日は会場のニュージャージー州ベッドミンスターのトランプナショナルGC(パー72)で9ホールを回って調整した。全長6700ヤード超と距離が長く、大きくてうねりのあるグリーンが特徴で「ピンポジションによっては第2打が難しい。グリーンの傾斜もすごくて(パッティングでは)イマジネーションが必要」と、コース攻略の鍵を語った。

 プロとなった時から目標としてきた大会だった。2009年に6位に入り、11年には同じ沖縄出身の後輩、宮里美香とともに優勝争いに加わった。だが、再び6位に終わり「一番の思い出として残っている。1位は遠いと何度も思わされた大会」と振り返る。(共同)