Thursday, July 13, 2017 12:01 PM

カスペルスキー製品を除外 米調達当局、ロシア警戒

 米政府は12日までに、政府機関の物品調達先リストから、ロシアの大手情報セキュリティー会社「カスペルスキー研究所」を外した。ロシア政府が同社製品を使って米国内のネットワークに侵入する恐れがあるとの懸念が議会で広がっていた。ロイター通信が報じた。

 政府調達を担う部局は声明で「最も重要なことは、米政府のシステムやネットワークを確実に守ることだ」と強調した。

 一方、同社は「いかなる政府ともつながりはない。世界中のどの政府のサイバー攻撃も支援したことはない」と反発している。(共同)