Thursday, July 13, 2017 12:04 PM

今年前半の記者死亡50人 NGO、メキシコが最多

 紛争地の記者の保護を目的とする非政府組織(NGO)「プレス・エンブレム・キャンペーン」は13日、今年1〜6月までの半年間で職務中に死亡したジャーナリストが18カ国で計50人に上ったと発表した。メキシコが最多で9人、次いでアフガニスタンの7人、イラクの6人だった。

 昨年同期の74人に比べると3割減った。昨年はシリア内戦の影響のため1年間で156人が亡くなり、過去10年で最悪だった。同キャンペーンでは国際的なジャーナリスト保護の動きが効果を挙げていると評価したが、テロ攻撃や自爆攻撃に巻き込まれて死亡する例も依然、後を絶たないとした。

 また、トランプ大統領のCNNテレビへの攻撃について報道の自由を脅かすとして懸念を示した。(共同)