Friday, July 14, 2017 12:17 PM

愛知、岐阜で記録的大雨 7万人に一時避難指示

 梅雨前線や湿った空気の影響で愛知、岐阜両県では14日、大雨が降り、愛知県犬山市や小牧市では午前10時40分までの1時間にレーダー解析で120ミリの降水を観測した。犬山市は一時、土砂災害の恐れがあるとして同市全域の約3万世帯、約7万4000人に避難指示を出した。

 名古屋地方気象台によると、東海地方は15日も湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨になるところがある。愛知県西部では15日明け方まで土砂災害に注意するよう呼び掛けている。

 愛知、岐阜両県によると、愛知県北部を流れる五条川など5河川が氾濫。同県内の計11軒で床上浸水、両県の90軒で床下浸水し、両県境付近の広い範囲で土砂崩れや道路の冠水が相次いだ。(共同)