Monday, July 17, 2017 11:34 AM

「息子は良い子」擁護全開 身内びいきに批判

 トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(39)がクリントン元国務長官に不利な情報を求めてロシア人弁護士と面会したことに非難が集中する中、トランプ氏が「息子は良い子」と全面擁護論を展開、困惑が広がっている。周囲の助言に耳を貸さず、自らメディア対応も指南しているとされ「縁故主義むき出し」との批判が出ている。

 「彼はグッドボーイだ。面会では何もなかった」。トランプ氏は12日、パリに向かう大統領専用機でそう語り、ロシア側とジュニア氏らトランプ陣営に共謀があったとの見方を否定した。

 フランスのマクロン大統領との共同記者会見でもジュニア氏擁護に終始。首脳会談で渡り合ったマクロン氏とジュニア氏が同じ年であることから、ワシントン・ポスト紙は「トランプ家では40歳近くになっても子ども扱いだ」とやゆした。(共同)