Monday, July 17, 2017 11:35 AM
オバマケア代替案採決延期 米上院、共和党重鎮手術で
米与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務は15日、党の重鎮マケイン上院議員が左目上の血栓を取り除く手術を受けて1週間静養するため、医療保険制度改革（オバマケア）見直しのための代替法案の採決を延期すると発表した。17日からの週の採決を予定していたが、24日以降に遅らせる。
上院の定数100のうち共和党の議席は52。野党民主党は代替法案への反対でまとまっているため、可決には共和党からの造反を2人以内に抑える必要があるが、既に2人が反対を表明している。マケイン氏が投票できない静養中に採決すれば、否決の公算が大きくなるため、マケイン氏の復帰まで採決を遅らせる。
マケイン氏は14日に手術を受け、経過は順調という。（共同）
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