Monday, July 17, 2017 1:20 PM

イタリア、移民の男が警官刺す 北部のミラノ中央駅

 イタリア北部のミラノ中央駅付近で17日、ナイフを持ったギニア人移民の男(31)が警官ともみ合いになり、警官を刺して肩に軽傷を負わせた。男は現場で拘束され「アラーのために死にたかった」と供述しているが、捜査当局はイスラム過激派の関与はないとみている。ANSA通信などが報じた。

 ANSAによると、男には犯罪歴があり、今月4日に国外追放の処分が下されていた。

 イタリアには北アフリカから地中海を渡って欧州を目指す移民や難民が押し寄せ、国民の間で移民への警戒感が高まっている。(共同)