Tuesday, July 18, 2017 11:25 AM
被爆者サーローさんを記録 広島の医師の孫、映画製作
広島での被爆体験を英語で伝えるカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)の記録映画の製作が進んでいる。原爆投下時、広島赤十字病院(現在の広島赤十字・原爆病院)の院長だった医師の孫娘で、ニューヨーク在住の竹内道さん(61)がプロデューサーだ。
サーローさんの貢献もあり、今月7日に国連で「核兵器禁止条約」が採択された場面で撮影は終了した。年内の完成を目指して編集中だ。
竹内さんの本業は日本企業のコンサルタント。2010年ごろから、米国で高校生らに被爆体験を語るイベントや、核兵器禁止条約の交渉会合に参加するサーローさんをサポートしてきた。(共同)
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