Wednesday, July 19, 2017 10:25 AM

客室乗務員が実弾所持か アメリカン航空、30発

 成田空港の保安検査場の乗員専用レーンで15日に、アメリカン航空の米国籍の50代男性客室乗務員が機内に持ち込む手荷物の中に、拳銃の実弾30発とみられるものを所持していたことが19日、千葉県警への取材で分かった。

 客室乗務員は任意の調べに「米国を離れる際、荷物に入れたままにしていたのを忘れていた」と話したという。県警は本物とみて鑑定し、銃刀法違反容疑での立件も検討している。

 捜査関係者によると、同社は捜査に協力する姿勢を示し、客室乗務員も呼び出しがあれば日本に来ると約束したため、県警は身柄を拘束しなかった。客室乗務員は15日午後の同社ダラス行きで出国した。(共同)