Wednesday, July 19, 2017 10:27 AM

訪日客半年で1375万人 過去最多、韓国がけん引

 観光庁は19日、今年上半期(1〜6月)に日本を訪れた外国人旅行者は1375万7300人で、前年同期に比べ17.4%増えたとの推計を発表した。上半期では過去最多だった。国・地域別で最も多かった韓国が全体をけん引し、年間最多の約2403万9000人を記録した昨年を上回るペース。訪日客の消費額は上半期の累計が2兆456億円となり、初めて2兆円を突破した。

 上半期の訪日客数は、韓国が42.5%増の339万5900人、次いで中国が328万1700人、台湾が228万8000人だった。韓国人客の増加は、格安航空会社(LCC)の増便や昨年4月の熊本地震の影響から回復したことが要因。田村明比古長官は記者会見で「下半期もこの勢いを継続すべく努力する」と述べた。

 消費額は4〜6月でみても四半期で過去最高となる13.0%増の1兆776億円。韓国人客などの消費が好調だったためだ。(共同)