Thursday, July 20, 2017 1:31 PM

ポーランド擁護、EU批判 制裁巡りハンガリー外相

 政権与党による司法介入を可能にする法律の整備が進むポーランドに対し、欧州連合(EU)が制裁手続きに入るとしている問題で、ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相は「われわれはポーランドと共にある」と強調、制裁に踏み切らないようEU側に要求した。ロイター通信が報じた。

 シーヤールトー氏は、EUがポーランドの内政に干渉したがっているとも指摘した。

 ハンガリーのオルバン政権もポーランドと同様、司法権の縮小や報道などへの締め付けを強化。また、EUは両国など東欧の3加盟国が難民受け入れの義務を果たしていないとして、6月に制裁に向けた動きの開始を発表した。(共同)