Thursday, July 20, 2017 5:57 PM

司法長官解任説を否定 トランプ氏は「信頼」

 トランプ大統領が米紙インタビューでセッションズ司法長官を激しく批判したことについて、サンダース大統領副報道官は20日の記者会見で、トランプ氏はセッションズ氏を「信頼している」と述べ、解任する意図はないと強調した。司法長官起用を後悔しているとの趣旨の発言をしていたため、解任するのではないかとの見方が出ていた。

 セッションズ氏が駐米ロシア大使との接触が発覚したことを受け、米大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」の捜査に関わらないと表明したことに、トランプ氏は「失望している」とサンダース氏は指摘。だが、セッションズ氏は不法移民対策やギャングの取り締まりなどでめざましい前進を遂げていると評価した。

 トランプ氏はインタビューでロシア疑惑捜査を指揮するモラー特別検察官をけん制したが、トランプ氏はモラー氏を辞めさせるつもりもないとサンダース氏は明言した。(共同)