Thursday, July 20, 2017 5:58 PM
トランプ氏の商取引捜査 ロシアゲートで特別検察官
ブルームバーグ通信は20日、大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官が、就任前のトランプ大統領や周辺者が関与していたロシア関連の商取引の詳細を調べていると報じた。トランプ氏側がロシアに融和的な姿勢を取った背景に、ビジネスが絡んでいる可能性があるとみているもようだ。
トランプ氏は19日のニューヨーク・タイムズのインタビューで、モラー氏が家族の資産などを捜査すれば「レッドライン（越えてはならない一線）を越えることになる」とけん制していた。自身のビジネスに捜査が拡大したことで、モラー氏に対する対抗姿勢を一層強めるとみられる。
ブルームバーグによると、モラー氏のチームが調べているのは、2013年にモスクワで開催したミスコンテスト「ミス・ユニバース」や、2008年にロシア人資産家に売却したフロリダ州の不動産案件など。（共同）
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