Monday, July 24, 2017 11:19 AM

横審、白鵬を特別表彰へ 稀勢に万全での出場要望

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は24日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲名古屋場所で単独史上1位の通算1048勝と2場所連続39度目の優勝を成し遂げた横綱白鵬に対し、新記録樹立の偉業をたたえて特別表彰することを決めた。

 北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「この記録は誰も破れないのではないか。大変な偉業だ」と称賛。横審は2010年に白鵬が史上2位の63連勝をマークした際にも特別表彰した。

 一方で激しい張り手や立ち合いで左右に動く白鵬の取り口に各委員からは苦言。北村委員長は「横綱らしくない、あの張り手は何とかならないか、印象はよろしくないとの意見」と明かし、「私もあまりいい印象を持っていない」と述べた。(共同)