Monday, July 24, 2017 1:09 PM

国連部隊の東部派遣を訴え ウクライナ大統領

 ウクライナ大統領府によると、ポロシェンコ大統領は24日、親ロシア派武装組織が実効支配する東部の紛争を巡ってロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領と電話で4者協議を行った。ポロシェンコ氏は今月の死傷者数が特に多いと指摘した上で、国連の平和維持部隊を東部に派遣するよう訴えた。

 また、プーチン氏に対し、攻撃や武器供給を即時停止するよう要求した。メルケル氏とマクロン氏は、東部ドネツク州の親ロシア派指導者が新国家樹立を一方的に宣言したことについて、ウクライナの領土の一体性を脅かす表明は容認できないと強調した。

 東部の停戦合意を仲介したドイツ、フランスを含む4者の首脳協議は、マクロン氏が大統領に就任して以来、初めて。電話協議は2時間続いたという。(共同)