Monday, July 24, 2017 6:24 PM

「全行動が適切」と主張 大統領娘婿、協力姿勢強調

 トランプ大統領の娘婿クシュナー大統領上級顧問は24日、大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」を巡り上院情報特別委員会で非公開の証言をした後、記者団に声明を発表した。選挙戦での「私の全行動は適切だった」と強調し、捜査当局にあらゆる情報を提供する用意があるとして協力姿勢を強調した。

 クシュナー氏はこれに先立ち、同委員会に提出した11ページの書面証言でキスリャク前駐米大使を含むロシア要人らとの接触を認めたが、細部に関しては不自然な説明も目立った。

 クシュナー氏は昨年6月、義兄のドナルド・トランプ・ジュニア氏が民主党のクリントン元国務長官に不利な情報を得ようとロシア人弁護士と面会した際にも同席。ロシア側が情報提供を持ち掛けたことを記したメールをジュニア氏が事前に転送していたにもかかわらず「最後まで読まなかったので、面会の目的は知らない」などと釈明した。(共同)