Tuesday, July 25, 2017 5:43 PM

リオのカーニバル補助復活 政府拠出、例年通り開催へ

 ブラジル・リオデジャネイロの夏の祭典カーニバルを巡り、リオ市がサンバのトップチームへの補助金を半減する方針を示し、チーム側が反発していた問題で、政府は25日、最大1300万レアル(約4億6千万円)の拠出に前向きな姿勢を示した。来年の補助金がことしと同レベルとなり、例年通り開催される見通しとなった。

 地元メディアによると、首都ブラジリアでサンバチームの協会代表らと会談したテメル大統領が拠出に言及。サレイトン文化相は「来年のカーニバルがこれまで以上に良くなるよう、できる限りのことをしたい」と語った。

 リオ市は6月、財政難を理由に1チーム200万レアルの補助金を100万レアルに半減することを決定。チーム側は「次回の開催が危ぶまれる」と撤回を求めていた。来年は13のトップチームが参加予定。(共同)