Tuesday, July 25, 2017 5:46 PM

対北朝鮮で近く追加制裁 米高官、中国企業対象か

 米国務省のソーントン次官補代行は25日、上院外交委員会の小委員会で、北朝鮮の核・ミサイル開発に関連した追加制裁を近く発動するとの見通しを明らかにした。中国企業が対象に含まれるとみられる。

 ソーントン氏は、これまでの米中協議を通じて「中国は米国が中国企業を標的にしようとしているということをよく理解している」と述べた。

 また、中国が2月に北朝鮮産石炭の輸入停止を決定後、石炭輸入量が2015年や16年に比べて3割前後に低下したと指摘する一方、「中国は国境沿いでの経済活動を監視するためにもっと尽力すべきだ」と強調した。(共同)