Wednesday, July 26, 2017 11:54 AM

任天堂、売上高2.5倍 4〜6月期、スイッチ好調

 任天堂が26日発表した2017年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比約2.5倍の1540億円、純損益は245億円の赤字から212億円の黒字に転換した。今年3月に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」や関連ソフトの販売が好調で、業績が大幅に改善した。

 4〜6月のスイッチの世界販売台数は197万台で、3月からの累計販売台数は470万台に伸びた。国内でも累計112万台売れ、ヒット商品になっている。18年3月末までに世界で1千万台販売する計画の達成に向け、広報担当者は「順調な売れ行き」と説明している。

 スイッチ向けソフトも「マリオカート」や「ゼルダの伝説」などの売り上げが拡大し、累計販売は1360万本に達した。一方、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」本体の販売台数は微増にとどまり、ソフト販売は大きく減少した。(共同)