Wednesday, July 26, 2017 11:55 AM

制裁強化なら報復と警告 ロシア、対米関係を悲観

 ロシアのリャプコフ外務次官は26日、米下院が可決した対ロシア制裁強化法案が成立すれば報復措置を取ると警告、米露関係正常化の可能性をつぶすことになると強調した。タス通信が伝えた。

 ロシアでは、2時間を超えた7日の米露首脳会談の後、プーチン大統領とトランプ大統領が築いた個人的関係によって、両国関係正常化への期待感が生じていた。

 だが、その後の外交交渉で米国が融和姿勢を見せず、米議会が制裁強化法案でトランプ氏に足かせをはめようとする中、プーチン政権はいら立ちを募らせている。(共同)