Thursday, July 27, 2017 11:27 AM

アップルウオッチ広告不正 ソフトバンクに措置命令

 消費者庁は27日、腕時計型端末「アップルウオッチ」の広告が景品表示法違反(おとり広告)に当たるとして、ホームページに広告を掲載したソフトバンクに再発防止の措置命令を出した。

 同庁表示対策課によると、ソフトバンクは昨年11月1〜4日、アップルウオッチ86種類をそれぞれ1万1111円で、全国の485店舗で販売すると告知した。しかし、実際は販売初日(同月3日)の時点で、ほぼ全ての店舗に86種類のうち半数以上の製品の在庫がなかった。

 ソフトバンクによると、当時、入荷したアップルウオッチは1128本で、306店舗に配分した。残りの179店舗には全く在庫がない状態だった。(共同)