Friday, July 28, 2017 1:12 PM
防衛相兼務時にミサイル 首相、発射40分後には官邸
安倍晋三首相は北朝鮮による28日深夜の弾道ミサイル発射を受け、東京・富ケ谷の私邸から官邸に急行した。稲田朋美氏が28日に防衛相を辞任したばかりで、岸田文雄外相が防衛相を兼務する中での緊急対応となった。菅義偉官房長官は記者会見で政府対応に関し「支障は全く出ていない」と強調した。
政府によると、ミサイル発射は28日午後11時42分ごろ。約40分後の29日午前0時22分に首相は官邸に到着した。ミサイルは約45分間飛翔したとされ、官邸入りは落下より早かったとみられる。
私邸には、午前0時7分に首相秘書官が到着した。首相は同13分に警護車両に乗って私邸を出発。サイレンを鳴らしながら首都高を緊急走行し、10分足らずで官邸に着いた。スーツ姿の首相は記者団からの問い掛けに「国民の安全の確保を第一に万全を期していきたい」と応じると、執務室に入って対応に当たった。(共同)
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