Friday, July 28, 2017 6:02 PM

マケイン氏、脳腫瘍治療へ 米共和の重鎮、地元に帰還

 米与党共和党の重鎮マケイン上院議員は28日、脳腫瘍の治療のため、地元アリゾナ州に戻ると明らかにした。静養中だったマケイン氏は、医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための審議に参加するため上院に復帰していた。

 声明によると、今月末から本格的な放射線治療などを始めるとしており、8月の休会の終わりに首都ワシントンに戻る予定。

 マケイン氏は28日、身内の共和党執行部が起草したオバマケア限定的廃止法案に予想外の反対票を投じ、法案を否決に導いた。制度見直しを優先課題に掲げるトランプ政権に打撃となった。(共同)