Monday, July 31, 2017 1:20 PM
世界の若者7割ネット利用 国連、デジタル格差も鮮明
国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)は31日、インターネットの普及が世界的に拡大し、2017年には若者(15〜24歳)の7割がネットを利用しているとの報告書を発表した。日米など先進国ではネットを使用する若者は9割を超えた。一方、アフリカなど後発開発途上国では約3割にとどまっており「デジタル格差」が鮮明となった。
報告書は携帯通信端末によるブロードバンド(高速大容量)利用が途上国を中心に急速に拡大、17年末には加入者が43億人に達する勢いで「ネット普及のけん引力となっている」と分析した。
報告書によると、17年に世界でネットを利用している人の割合は47.1%だった。このうち若者では70.6%に達し、先進国では94.3%、開発途上国でも67.3%だったが、後発途上国では30.3%。地域別では欧州95.7%、南北アメリカ88.4%と高く、アラブ諸国は64.2%、アフリカは40.3%と低かった。(共同)
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