Monday, July 31, 2017 1:23 PM

独スーパー襲撃はテロか 容疑者「殉教死」語る

 ドイツ北部ハンブルクで男が刃物でスーパーマーケットの買い物客らを襲撃した事件で捜査当局は31日、容疑者のパレスチナ人の男(26)が調べに対して、事件当日に殉教者として死ぬために襲撃を思い立ったと供述したと発表した。イスラム過激主義を背景にしたテロの可能性が高くなった。

 捜査当局は男が「イスラム国」(IS)などの過激派組織に加わっておらず、ISなどの指示で犯行に及んだとの根拠はないと指摘。自ら過激なイスラム主義に染まったとの見方を示した。

 事件は28日に発生。男が突然、スーパーで販売していた刃物を手に取って買い物客や通行人に無差別に襲い掛かり、男性1人が死亡、男女7人がけがをした。(共同)