Monday, July 31, 2017 1:25 PM

米外交職員755人削減へ プーチン大統領、報復措置で説明

 ロシアのプーチン大統領は30日に公表されたテレビインタビューで、ロシアによる報復措置により、米国はロシア駐在の外交官や職員ら755人の削減を迫られると説明した。削減が実現する場合、米国の大使館や総領事館で働く主にロシア人の現地採用職員が大量解雇される可能性が高い。

 ロシア通信などによると、ペスコフ大統領報道官は31日、米外交官かロシア人の現地採用職員のうち、どちらを削減するかは米国が選ぶべきだと述べた。

 プーチン氏は、米国の対ロシア制裁強化法案が成立すれば新たな報復措置を取ることを示唆したが、両国関係に配慮し、できる限り避けたいとの意向も見せた。(共同)