Tuesday, August 01, 2017 12:17 PM
大手銀3グループ増益 運用部門の収益ばらつき
三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行5グループの2017年4〜6月期連結決算が1日、出そろった。低金利の長期化で貸し出しの利ざやは低調だった半面、運用部門の収益にはばらつきも見られ、純利益は2グループが減益の一方、3グループが増益となった。
最大手の三菱UFJは、国債の売却益が増えて債券関係損益が改善し、前年同期比53.0%増の2890億円となった。大口取引先の業績が堅調で、傘下銀行の与信関係費用で戻し入れ益を計上し、海外事業も好調だった。
三井住友フィナンシャルグループは31.1%増の2415億円だった。株式相場の上昇をとらえた投資信託の売却益が収益を押し上げた。株や投信の販売による手数料収入も好調だった。(共同)
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