Tuesday, August 01, 2017 12:19 PM

不利な情報隠匿指示か トランプ氏、長男面会で

 トランプ大統領の長男が選挙戦中の昨年6月、ロシア人弁護士らと面会した問題で、民主党のクリントン元国務長官に打撃を与える情報提供を持ち掛けられていたなどとの不利な内容を省いた声明を作るよう、トランプ氏が部下に指示していたことが分かった。ワシントン・ポスト電子版が7月31日伝えた。

 米大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」の捜査が側近らに拡大する中、トランプ氏が捜査に関わる重要情報の隠匿を試みたと受け取られかねず批判が出そうだ。

 同紙によると、トランプ氏の弁護団などは、米メディアの報道で長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏とロシア人弁護士の面会が発覚したことによる影響を抑えようと、声明で事実関係を可能な限り説明する方針だったが、トランプ氏が介入。(共同)