Wednesday, August 02, 2017 10:47 AM
小鳥に高いリスニング力 鳴き声分析、京大解明
小鳥「シジュウカラ」は異なる意味を持つ鳴き声を組み合わせて仲間同士でコミュニケーションを取り、鳴き声の組み合わせが初めて聞くものであっても、意味を理解できるー。こんな研究結果を京都大生態学研究センターの鈴木俊貴研究員のチームが、27日付の米科学誌電子版に発表した。
人は、初めて見聞きする会話や文章をすぐに理解できるが、こうした能力が人以外で確認されたのは初。「他の霊長類でも確認されておらず、人の言語の進化過程解明に役立つ」としている。
チームはこれまで、シジュウカラが捕食者を察知した際、「ピーッピ(警戒)・ジジジジ(集合せよ)」という順で鳴くことを明らかにしてきた。(共同)
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