Wednesday, August 02, 2017 10:47 AM

「さらに夢ある大会に」 帰国のデフ五輪選手ら

 トルコ・サムスン市で開催された聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」で、金メダル6個を含む、過去最高のメダル27個を獲得した日本選手団。帰国した選手らは「障害のある子どもたちにも夢が持てる大会にしたい」とさらなる活躍を誓った。

 選手の大多数は1日夜に帰国した。成田空港には家族や友人が多数集まり、手話で「拍手」を意味する、両手を顔の前でひらひらさせるポーズなどで歓迎。選手らは「出発時には、これほど注目されていなかったのに」と驚きの声を上げた。

 陸上男子200メートル、400メートルリレーで二つの金メダルを取った山田真樹選手(20)=東京都文京区=は「応援してくれる人たちが盛り上がってくれて最高の気分」と笑顔。リレーでアンカーを務めた佐々木琢磨選手(23)=宮城県柴田町=は「大会出場が地元の新聞で報じられ、たくさん応援をもらい力になった」と語った。(共同)