Wednesday, August 02, 2017 10:51 AM

日米韓外相が会談へ 対北朝鮮、制裁強化で連携

 ティラーソン米国務長官は北朝鮮の2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、近くフィリピンで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合の際に日米韓外相会談を開く方向で調整に入った。対北朝鮮制裁の強化に向けて連携を確認する見通し。米政府当局者が1日、明らかにした。

 米CNNテレビは1日までに、米国防当局者の話として、北朝鮮の潜水艦が「特異で前例のない水準」で活動していると報じた。サンオ(サメ)級小型潜水艦が黄海で相当な期間にわたり活動しているほか、2隻のロメオ級潜水艦が日本近海で約1週間活動しているのを探知した。

 また、7月30日には北朝鮮東部新浦の造船所で、圧縮ガスでミサイルを射出後にロケットエンジンに点火する「コールドローンチ」方式の実験が行われたという。この方式は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射技術に応用される。(共同)