Wednesday, August 02, 2017 10:52 AM
自民政調会長に岸田氏 野田、河野氏が再入閣
安倍晋三首相（自民党総裁）は3日実施の内閣改造・党役員人事で、党の政策立案を取り仕切る政調会長に岸田文雄外相兼防衛相（60）を内定した。政府、与党関係者が2日、明らかにした。野田聖子元総務会長（56）や河野太郎前行政改革担当相（54）が再入閣するほか、文部科学相に林芳正元農相（56）、沖縄北方担当相に江崎鉄磨元国土交通副大臣（73）を充てる。茂木敏充政調会長（61）は経済再生担当相に就き「人づくり革命」担当相を兼務する。
首相は学校法人「加計学園」問題などで打撃を受けた政権の立て直しへ、ベテランを多く起用する安定重視の陣容を固めた。3日午前の臨時総務会で党の新役員を正式に決定。3日中に第3次安倍第3次改造内閣を発足させる。
党の意思決定機関を束ねる総務会長には竹下亘国会対策委員長（70）を、選対委員長には塩谷立元文科相（67）を起用する。続投の二階俊博幹事長（78）、岸田氏と共に党四役の顔触れが固まった。憲法改正論議を主導する高村正彦副総裁（75）も続投し、国対委員長には森山裕前農相（72）を充てる。（共同）
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