Wednesday, August 02, 2017 10:52 AM

軍事力行使論を非難 北朝鮮「愚かな蛮勇」

 北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は2日、報道官声明を発表し、米国内の一部で北朝鮮への軍事力行使や体制転換が取り沙汰されていることについて「愚かな蛮勇を振るっている」と非難、敵視政策を撤回するよう改めて米国に求めた。朝鮮中央通信が伝えた。

 声明は、7月28日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験で「米本土全域がわれわれの射程圏内に入っていることが立証された」と主張。「米国には、核強国としてのわれわれの戦略的地位を認め、敵視政策を転換するか、最後まで対決して悲惨な終末を迎えるかの二者択一しかない」と強調した。(共同)